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頓服薬

頓服薬とは、定時的に服用するものではなく、症状が出たときのみ服用する。使用時期としては「頭痛時」「発熱時」「不眠時」「便秘時」などがある。

処方量は1回量を記載し、服用時点、全投与回数を記載する。コメントとして、1日の最大投与回数および服用間隔を指示する。

頓服薬
外用薬

外用薬とは、軟膏剤、クリーム剤、液剤、ローション剤、ゲル剤、貼布剤、坐剤、膣剤、点眼剤、点鼻剤、吸入剤、スプレー剤などさまざまな剤形がある。

外用薬の処方量は、「全量」で記載する。記載単位は、薬価基準に収載されている単位に準じる。例えば、デキサメタゾンプロピオン酸エステル軟膏は「g」で記載し、「フェルビナクテープ」は、「枚」で記載する、しかし、慣習的に「デキサメタゾンプロピオン酸エステル軟膏 5g 3本」「フェルビナクテープ70mg 7枚 3袋」のように規格・本数(枚数)で記載する場合も多く、このような記載方法でも、特に問題はない。

外用薬は使用回数、使用部位は、レセプト上記載を省略できるが、処方意図を明確にするためにも、指示が必要である。

軟膏剤 坐剤 貼付剤
点眼剤 吸入剤 その他
注射薬

注射薬は、在宅療養の一環として院外処方されるため、「在宅自己注射」と呼ばれる。処方できる注射は、厚生労働省により定められているもののみに限られる。

注射薬
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