患者は60歳の女性(体重50kg、体表面積1.4m2)。病院の乳腺外科にかかっている。乳癌術後にテガフール・ウラシル療法を開始することとなった。
正しく記載された処方箋はどれでしょうか?
です。
ユーエフティE配合顆粒には、
ユーエフティE配合顆粒T100(1包中にテガフールを100mg含有)
ユーエフティE配合顆粒T150(1包中にテガフールを150mg含有)
ユーエフティE配合顆粒T200(1包中にテガフールを200mg含有)
の3つの規格があります。
この処方の場合、400mgを分3投与するという指示ですが、ユーエフティE配合顆粒は、1包中にウラシルと腸溶コーティングされたテガフールの2種類の顆粒が含まれており、再分包によりテガフールとウラシルの配合比率が変化することがあるという製剤の特性上、再分包はできません。また、1日4包と分量的にも均等に3分割できないため、分割の方法を処方箋に明記する必要があります。
正しく記載された処方箋:
ユーエフティE配合顆粒T100
1回2包(1日2包)
1日1回 朝食後 14日分
ユーエフティE配合顆粒T100
1回1包(1日2包)
1日2回 昼夕食後 14日分
・製剤によっては、特別な調剤の指示(今回の場合、再分包)が不適切な場合があります。
・同じ製剤で1回の服用量がイレギュラーな場合は具体的に記載することが望ましいです。
不正解です。
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